STYLINGCARE

ヘアスタイリング

妹的カワイイ系美人のつくりかた メイク編 →

スタイリング&メイクで変わる妹的スタイル
妹的カワイイ系美人のつくりかた
ポイントカールが効果的。ナチュラルキュートなスタイリング
1 ナチュラルブローの状態
スタイリング前は作り過ぎないブロードライの状態に仕上げます。これは、コテやカーラーを使用するときにカールを艶やかにそして弾力感のある形にするためです。彼女はドライヘアで若干の波状をもったクセ毛です。カールのまとまりが出にくくパサつきやすいので、流さないタイプのトリートメントをウェット時に中間から毛先にかけて100円玉くらいの量をつけてからドライスタイリングします。ブラシを入れるときは耳下からはダウンで仕上げてボリュームを抑えます。
2 カーラーで巻いた状態
カワイイテイストは全体で円をつくるよう意識します使用するカーラーの1.5〜2倍くらいの毛束を巻き込みましょう。ベースのブロードライではダウンで仕上げますが、このときはアップ気味に毛先に大きいカールを入れるように巻き込みます。顔の印象がソフトなので、前髪を少し持ち上げてトップにボリュームを出し、全体の毛先を遊ばせるとナチュラルキュートな印象になってちょっとしたアレンジで普段も使える形にもなります。
普段使いのスタイリングではここまででもかたちになります。形付けができた状態でほぐしても十分です。
3 バックをねじり上げる
ここでバックとは耳後ろ全部のことをいいます。その半分下を束にして時計回りに捻り髪の根元より上でピニングします。しっかり留めたい場所なのでアメリカピンを使用しましょう。カワイイ印象は肩先にふんわりしたカールが控えめにあると全身の全体感とフィットして見えます。正面から見えるサイドのボリュームの1/3程度の毛束をここでおろします。おろす部分は首の骨の両脇(みつ衿)を多めに、耳後ろの骨の立った部分をみつ襟の毛束の1/2程度の毛束の2ヶ所です。
4 サイド内側をビニングする
こめかみの上1〜2cmの位置からバックへの線が交差する毛束を後ろでまとめます。サイドの頬骨からリップラインの位置に柔らかい印象をつくりカワイイ系のテイストをより強めます。サイドレイヤーの入り方でバックにまとめる幅が変わりますが、ピニングする前に鏡でサイドの落ちる位置を確認しながらベストなボリューム曲線を調節しましょう。サイドを束ね、終えたらサイド、バックの延長のトップをカーラーでボリュームがでるように垂直に持ち上げて巻きましょう。
5 トップに逆毛を立てる
もともとボリュームのある髪、ハリ、コシのある髪に逆毛は必要ありませんが、ボリューム感を維持したり、重たく感じやすいボリュームの調整は逆毛を立てることで解消できます(柔らかくハリ、コシの無い髪質には頻度を抑えてください)。カワイイ系のスタイルはチャームポイントを輪郭線に合うカールをベースにすると、毛束の奥行き感やソフトな動きが印象的です。丸顔のモデルさんなのでトップに額の半分くらいのボリュ−ムがあるとベタッとしないふっくらしたバランスの良い形になります。ここではそれを意識して持ち上げた毛束の根元1/3に逆毛を軽く立てます。ドライヘアは逆毛が立ちやすいですがオイリーヘアは立ちにくいのでその場合は立てる位置にソフトハードのスプレーを軽く吹き付けてからやりましょう。
3 トップを広げる
逆毛を立てた根元は広げて扇状にします。この時、前後の毛束を180°ずつ、真上から見ると円になるようなイメージで広げてみましょう。人差し指と親指で毛束を薄くのばして均一に広げるのがポイントです。またトップの丸みシルエットを作るのがこの時です。
3 毛流れを作る
仕上げです。扇状に広げた毛束にソフトな流れを作りましょう。事前に指にはソフトワックスもしくはグロスワックスを少量(指が光る程度)とって前髪のRラインに近いラインを指を使って一束ずつ整えてます。Rラインの毛束はスタイルの奥行き感を出します。丸顔のモデルさんなのではっきりした奥行き感をつくることで全体に立体感が生まれます。
3 
できあがりです。
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